導入事例 02 オンライン日本酒講座のための自宅スタジオ

導入事例01で、日本酒バーに配信機材を導入したELLASの田中さんから、導入から半年ほど経って、再びご相談がありました。店だけじゃなくて自宅でも日本酒講座等の配信ができるようにしたいというご要望で、自宅にも一人配信スタジオを設置しました。

田中 順子氏(日本酒ディレクター/料理研究家)

「日本酒を、もっと食卓に」をテーマにSake’s Kitchen(サケズキッチン)主宰。あらゆる料理に日本酒をマッチングさせる方法で、日本酒を軸にした総合的な食のスタイリングを展開。現在は、セミナー講師、レストラン等のセレクションアドバイザー、レシピ監修、イベントプロモーション活動、プライベートでは2児の母として、食育事業、農業や水産業を巻き込んだ地域活性事業にも尽力しています。
https://sakeskitchen.com/ellas

導入の経緯

コロナ蔓延がとどまらず、お店に行かない日も増え、自宅で仕事や家事を終えたあとに、ふと配信をしたいこともあり、自宅にも配信できるスタジオ設備が欲しいとご相談を受けました。日本酒バーELLASではゲストを招いたトーク番組を、自宅では一人で行う日本酒講座や一人語り形式のPR配信を行うというスタイルにして機材も使い分けて、これまで導入した機材を最大限活かしながら、もう一つのスタジオを作りました。

プロ機材ドットコムの提案ポイント

照明は、ボトルに変な映り込みが出ないよう、リングライトをさけて小型でフラットな照明ポッケライトF7を選択。

講座ではPPTや参加者コメント等画面合成を多用するため、最初に導入したスイッチャーRoland V-8HDを自宅に移設。

マイクは音声がクリアに録れて目立たないもの、お酒を飲むときのゴックン音が聞こえないDK6Aを使用。

背景をぼかしたかったので、カメラは前回と同じSONYではあるがRX10M2を選択。

導入インタビュー

自宅では機材を常設に

「日本酒バーの方は機材を常設できず、毎回セッティングするのも大変でした。コロナの影響が深刻になるにつれて、ライブ配信の機会は増えてきたので、いっそのこと自宅に常設スタジオを作りたいと考えました。自宅からいつでも配信できる環境を構築でき、常設だと配信クオリティも安定します。」という田中さん。実は機材の導入だけでなく、自宅の壁の色まで配信のために綺麗なネイビーに塗ってしまっています。

講座配信はカメラ1台でも十分

バーでのゲストトーク配信は3台のカメラが必要ですが、講座の配信や一人語り配信はカメラ1台でも十分。マルチカメラの切り替えはないものの、講座資料のパワーポイントPCや視聴者コメント出しのタブレット等の合成はマストなため、V-8HDを導入しました。カメラはレンズの良さとコスパでSONYのRM10M2を選びました。照明は、ガラス素材のボトルやグラスへの映り込みが目立たないよう、今回はポッケライトを選択しました。

配信でコミュニケーションを

有料の日本酒講座を自宅スタジオから行っている田中さん。有料だからこそ質の高い配信を行いたいと機材への投資や技術向上の努力を惜しみません。講座のない日も積極的に一人語り配信を行っており、深夜でも数十人と多くのファンが視聴しています。お店の営業が短縮して多くのお客様を受け入れられなくなったり、大人数を集めての講座ができなくなってしまった今だからこそ、配信を上手く活用されていらっしゃいます。

セット内容

カメラSONY RX10II1
スイッチャーRoland V-8HD 1
照明F7 ポッケライト 2
オーディオインターフェースYAMAHA AG061
マイクSaramonic DK6A1
その他ケーブル等